「背景イラストテクニック」

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ろくに絵なんか描いてないのに【ClipStudio】をPCに入れてしまいました。その関係で何冊か本を買ったので紹介したいと思います。

 

技術評論社さんから出版された【背景イラストテクニック】です。この本は名前の通り背景を描く為の知識が詰まっています。背景と言っても実際の景色を背景として描くのであってデコレーションで埋めるタイプの背景ではありません。

 

おそらくこの本を描かれた garnet さんはデザイン関係の学校を専攻した上でカメラを撮っていたんでしょう。基礎がしっかりしています。

 

最近は【PhotoShop】の影響でイラストもカメラで撮ったようなピントが合った場所以外をボカした演出や、昔のCRTで見てるような輪郭の右側を赤ライン左側を青ラインで強調した演出が流行っていますね。

 

なのでレンズ越しで見た場合の絵の表現も需要が高まってきたのかも知れません。

 

この本は【SAI】【PhoShop】を使って絵の説明をしています。まぁ今描いてる人だとこの2つを使ってる人は多いでしょう。

 

最初に遠近法や背景イラストを描く時のパースの取り方、カメラレンズ画角の違いによる構図の決め方を丁寧に説明しています。補足すると普通の丁寧ではありません。めっちゃ丁寧に説明しています。なので素人でも割と理解する事が可能です。

 

上でも書きましたが超丁寧に具体的な描き方を説明しています。何て言うかかゆいところにも手が届く的な内容が多いです。

 

例えば、SAI形式で描いたファイルをPSDに変換すると発光レイヤーで描いた所が全然発光してないんですね。これの対処方法が少し面倒で、PSDに変換した後、全ての発光レイヤーの【レイヤー】【レイヤースタイル】【レイヤー効果】で【透明シェイプレイヤー】のチェックを外すでSAIと同じようにPSDでも発光するようになります。

 

検索すれば出てくるのですが自分ではなかなか見つけられないのではないでしょうか?

 

他にはSAIのレイヤーを統合していく場合下のレイヤーから統合しないといけないとか、まぁそれでも変化する事はあるので・・最近は一切統合せずキャンバスの解像度もそのままでPNGなんかに変換し1枚絵の状態でPhotoShopに持って行きます。

 

と言う個人的な話で脱線しかけましたが上記のような内容がこの本によく載ってます。

 

なんというか、描き方を盗むとか覚えるというより勉強してるという感じが一番しっくりくるかも。

 

今回はちょっとムズかしい話になりましたが、漠然と背景が描けたらなぁという人にもちゃんと答えてる本です。本来上級者向けの内容ですがこの本に限っては初心者にお薦めする事も出来るでしょう。

2016年1月25日 | カテゴリー : | 投稿者 : pasuta