「動きのあるポーズの描き方」

キャライラストの最初の練習方法としては正面立ち、つまり雑誌に載っている写真等を参考にして描くのが一般的な方法だと思います。

 

それが全ての基本になるので慣れてきたら或いは上手になってきたら次のステップとして『コントラポスト』を意識して描くのが望ましいでしょう。

 

人間というのはリラックスした状態だと筋肉が緩んでまっすぐ起立した状態ではない立ち方になります。例えば手頃な高さのテーブルに片手を置いて体重を預けたり、壁に凭れ片足で体重を支えながらもう片方の足は休めてみたり、このような人間臭い自然な仕草が『コントラポスト』になっている状態と言えるのです。

 

『コントラポスト』を具体的に言うと、正面からキャラを見て肩と腰のラインが平行になっておらず、背骨がS字に曲がったアンバランスな姿勢の事を指します。

 

コントラポストを知らない人が文字だけで理解するのはなかなか難しいと思うのでコントラポストの説明に重点を置いた本を紹介します。玄光社MOOKの【動きのあるポーズの描き方】で kyachi さんが描かれた本です。

 

この本は最初から最後まで『コントラポスト』に拘った絵の描き方をしていて説明も非常に分かり易いです。コントラポストと言う1点を理解するだけならこの本を読んでおけば十分でしょう。

 

ポイントとしては腰のラインをあまり変化させると色気が増徴したりキャラ自体に動きが付き過ぎる傾向があるので、肩のラインを変化させて顔をちょっと傾けるだけでもそれらしくなります。

 

もっと動きのあるキャラを描きたい場合は、少し大げさに『コントラポスト』を使えば効果的なのでお試し下さい。

 

『動きのあるポーズの描き方』と言う本ですが、かなりの数の絵を掲載しているので作画の参考にすると言うのもアリかも知れません。

 

個人的には最後の表紙絵を描いた手順を載せているページが参考になるかなと思っています。

 

まず顔上半身腰のブロックを向きが分かる感じで描きます。次に手足を線で描いていますね。アタリを描く前の骨組み作業になります。

 

後は骨格に肉付けしてアタリを描いて行きます。上手な人は大体この手順で描いているようです。この後の作業は人それぞれなのでご自由にと言ったところですが、この肉付き作業で人間の筋肉や骨組みをある程度理解していると後の絵に出るリアリティ(らしさ加減)に差が出ます。まぁこの辺の話は置いといて・・

 

最終ページの一歩手前に「子供・デフォルメを描く」という項目があるのですが・・この方なぜか4頭身よりも3.5頭身の方が手足が長くて体にメリハリがあると言う不思議な描き方を・・

 

まぁ最後のは冗談なのであまり気にしないで下さいwとりあえず『コントラポスト』を理解したいならこの本!というのが『動きのあるポーズの描き方』です。参考書として持っておきたい人は買ってみて下さい。今回は以上♪

2017年3月11日 | カテゴリー : | 投稿者 : pasuta