ワイヤレスドック APS-WF01J-2

Pioneerから発売されているワイヤレスドック「APS-WF01J-2」の紹介です。ドックにはUSB端子が付いており接続したデバイスにPCやiPhone等を無線で繋ぐルーターのような製品です。

 

ルーターにHDDをUSB接続すれば個人サーバーと似たような使い方が可能ですが、ワイヤレスドックならBlu-rayドライブを接続する事でBlu-ray再生ソフトが入っているPCやモバイルに無線でデータを飛ばして離れた場所であっても動画を視聴することが出来ます。

 

しかもiPhone所有の人ならPCレスでiPhone内の画像や音楽を「APS-WF01J-2」に繋いだHDDや生BDに焼いたり、逆にiphoneに取り込んだりとやりたい放題です。

 

ワイヤレスドック「APS-WF01J-2」公式サイトへのリンクを張っておくので詳細を知りたい方はどうぞ。

 

ただUSB接続出来るデバイスなら何でも無線で飛ばせるかと言うとどうもそうではなく、我が家の外付けHDDだと最近購入した4TBのBUFFALO「4TB HD-LC4.0U3/N」は無理でI-O DATA 「HDE-U2.0J」は普通に接続出来ました。

 

つまりは大丈夫じゃないHDDやドライブがあるので事前に公式サイトの『USB機器接続確認リスト』を確認しておくと良いでしょう。

 

続きになりますがBDドライブも大丈夫なモノとそうでないモノがあります。言いますと・・最近購入したPioneerの「BDR-XD06J-UHD」がパッケージに写真付きでワイヤレスドック対応っぽい内容が書かれているにも関わらずBD再生がまともに行えません。

 

理由は「BDR-XD06J-UHD」用のワイヤレス対応高速USBドライバがまだ出来ていないからです。ふぅ・・Pioneerさんマジこれはないんじゃないの?たぶん作ってる最中なんだろうけどまともに動かないんじゃどうどうと記載しちゃったらダメよ。

 

ちなみに試したのはVAIO Z/Z1311 OSはWindows10だけどこれも対応OSなので問題なし。もちろんインターネット無しのアクセスポイント設定で常時映像が止まりまくりでした。(後日、VAIO Z/VGN-Z91JS OSはwindows7/64bitでも試しましたが、こちらも同じく止まりまくりでした。)

 

そしてこちらが致命的なんだけどワイヤレスドック「HDE-U2.0J」に付いているUSBは2.0なので転送速度は最大480Mbps普段使われているMBに換算すると大体50MB/sになります。これがUSB3.0だったら良かったのですがUSB2.0のままだと昨今の動画を扱うには少々厳しい数値だと覚えておいて下さい。

 

しかし悪い話ばかりではなく認識してくれた我が家の外付けHDDはなかなか快適にデータを飛ばしてくれています♪ドライブ経由の円盤系映像メディアは高レートなので厳しいと思いますが、音楽CDやDVDなら問題なく再生できるはずです。

 

後はiPhoneとの連携が強いので「Wireless Photo Server~Snap Pod~」(AppStoreから無料ダウンロード可)を使ってHDDやUSBフラッシュメモリにデーダの出し入れが簡単に行いえます。私はスマホ派なのでiPhoneの事はよく分かりませんがPC持ちのiPhoneファンならUSBでデータのやり取り出来るのってそこそこ有用なんじゃありませんか?

 

更に「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」(AppStoreから無料ダウンロード可)を使えば音質劣化なしでiPhoneにCDデータが取り込めるとか!公式サイトだとPioneer製ドライブを進めてはいますね。

 

ちとクセはありますがiPhoneを使っている年配の人には(音楽CDをいっぱい持っていそうw)十分魅力的な製品ではないでしょうか♪個人的にはUSB3.0以上で無線も11ac対応だったら・・と言うのが本音です。次回作に期待しましょう。