TAF 設定

一連のPVP関係の記事の締め括りに【TAF】を持ってこようと思っていたのは良いが、どこのカテゴリに入れるかが悩まれる・・とりあえず『日記』に入れておく事にしました。

 

一般的に【TAF】は【MTU】や【RWIN】とセットで設定する事が多いので多少説明しておく事にしましょう。

 

【MTU】は1度に送信できるパケットの最大値を言います。何も設定しなければ1500ですが回線が安定してなければパケロスが発生し再計算してから送られるため最大値から少し下げた数値で設定するのが普通です。この辺りは契約しているプロバイダに直接聞いて入力するのがベストでしょうか。

 

ちなみにeo光は「1454」なのでeoで契約している人はこれでおk!

 

【TAF】はパケットとパケットの間に挟まれているwaitタイムと認識して下さい。デフォルトは2ですが1に変えてやると目に見えて処理が速くなるのが体感出来ると思います。主にonlineゲームでPVPをやっている人のPCで設定を1に変えている人が多い印象。

 

【RWIN】は送信したデータが受信側で正しく受け取る事ができるかを確認する作業の事で、通信に問題があったり回線が細い場合はRWIN値を少なめにして確認作業を増やすと処理が速くなります。一方、太く安定した回線の場合だと確認作業を減らしてRWIN値を多めに設定した方が処理速度は向上します。

 

主にRWIN値は初期設定である「65044」の4の倍数で設定してやると安定する事が多いので「65044」(100Mbps以下)「130088」(100Mbps)「260176」(100-200Mbps)「520352」(200Mbps)「1040704」(200M-1Gbps)「2081408」(1Gbps)となりますが実際には「260176」辺りで運用している人が多いと思います。

 

ちなみに1Gbpsですが私は「260176」のRWIN値で快適にonlineゲームを楽しんでいます。(ゲーム用の主PC以外にもサブPCやらモバイルやらタブレットやらスマホやらがあるので1箇所のRWIN値はこれ以上盛らないのが良いかなとw)

 

そんなこんなでこの【TAF】関係の設定ですが普通はOSのレジストリを変更する必要があります。しかしこちらの【kukutune】さん(よそ様のサイトなのにいつも本当にすみません)のツールを使えば簡単に変更でき、またデフォルトに戻すのも「全部もとにもどす」で一発おkです(windowsによる自動調整も有効な状態で戻ります)。設定を変更した後はOSの再起動が必要なので忘れずに切り替えましょう。

 

一応書きましたがデフォルトから設定を変更する場合、全ては自己責任でお願い致します。

2017年9月10日 | カテゴリー : 日記 | 投稿者 : pasuta