iKanzi ワイヤレスイヤホン 2018年版

最近流行のBluetooth対応ワイヤレスイヤホンです。主な使い方はスマホ等にBluetoothでワイヤレス接続して音楽を嗜むといったところでしょうか。

 

今回購入したのはiKanziのワイヤレスイヤホンでBluetoothも5.0という最新規格のものになります。

 

ただ・・一応書いておくとBluetoothには「Classic」と「Low Energy」という2つの規格があり「Bluetooth 3」以前が「Classic」で「Bluetooth 4」以降が「Low Energy」となっています。

 

そしてBluetoothオーディオである「A2DP」は「Classic」でしか通信できないため、スマホで音楽を聴くにあたっては「Bluetooth 5.0」対応のものを用意しても音質に変化はないと言うのが一般の認識です。

 

ワイヤレスイヤホンは上記の関係で、どうしてもある程度の延滞と通信の途切れが発生します。

 

ただ、最近のモノは改善されて幾分途切れ難くなっているようです。(延滞もスマホ本体に記録した動画を見る分には気になりませんでした。)

 

更に肝心の音質ですが・・私は割と良い環境で日頃から有線のイヤホンを聴いていますが、それと比べると確実に差はあります。

 

ここまで書けば「じゃあ買う必要性ないよね?」と思うかも知れませんがメリットはあります。

 

私が購入したiKanziのフルワイヤレスイヤホンはとても軽量で(ケーブルレスなのもあって本当に軽い)長時間の使用に向いており、有線のイヤホンよりもはるかに耳にフィットして外れません。なので軽めの運動(筋トレやランニング等)や家事をしながら聴くのが良いでしょう。

 

何気にケーブルが無いのもストレスにならなくて思った以上にgoodでしたw

 

「IPX7」という完全防水仕様なので(使えると表記されてますがお風呂はダメ!)日常の防水程度だと全く問題ありません。

 

そしてこれが最大のメリットなのですが2200mAhのバッテリーがケースに内蔵されていてイヤホンなら20回のフル充電が可能です。ついでにスマホも「ちょっと充電♪」 みたいな事が出来るため重宝します。

 

ケースの大きさは「8㌢×5.5㌢×3㌢」とそこそこ小さいので持ち運びには苦労しないと思います。

 

連続通話時間もしくは音楽再生時間は共に3-4時間となっており、ケースのバッテリーで充電しながら使うと最大で80時間程は家に持って帰らなくとも使用が可能です。

 

重さは「4.6㌘」しかありません。(軽いと思ったら実際かなり軽かった・・)

 

CVC6.0のノイズキャンセルが採用されているため外部の雑音は多少緩和されているようです

 

ここで音質面をもう少し掘り下げて説明しましょう。

 

実はこのイヤホン、解像度はそこそこ高いです。なので音声はかなりクリアに聞こえます。

 

残念なのはドライバをポンと付けただけの簡素な状態なのかメーカーが行っているような音のチューニングはまったく見受けられませんでした。

 

特徴としてはシンバルのような「シャンシャン」とした中高音が強調されて少し耳障りな印象です。

 

それでもまずまずな音質をキープしているのは、高い解像度とノイズキャンセラーの恩恵でしょか。

 

結果として数万円クラスの有線イヤホンと比べると、どうしても顕著な差が現れますが、この価格で「軽量」「防水」「フィット感」を備え、ちょっとした「充電」まで常備したワイヤレスイヤホンとなると・・

 

「十分な満足を得るお薦め商品」としか言いようがありませんよね。

 

この価格にもう1万円追加だったら、ちょっと迷うかも知れませんが6000円程度と考えれば、かなりのコストパフォーマンスだと思います。

 

2-3万のワイヤレスイヤホンであっても同価格帯の有線イヤホンと比べると音質に顕著な差がでるので、ワイヤレスイヤホンは普及価格の高コストパフォーマンス品を買うのが一番!と私は考えます。

 

そして普及品の中ではiKanziのワイヤレスイヤホンが本命なのかなと・・

 

上記説明のイヤホンは販売を終了しているので現行の人気機種を載せています。

 

【追記】このイヤホンの性能を十分に発揮するにはbluetooth側が「ver5.0」である必要があります。「ver4.0」でも高音質ですが曲の頭がちょっと切れるので注意して下さい。