季節の変わり目になりました。暑い夏が来る前にエアコンの内部を洗浄しておきたいところです。
と言う事で今回クリーニングするのは上に写っているTOBHIBAの「RAS-401SDR(W)」になります。
2007年の9月に購入したエアコンなので、もう13年選手です。このエアコンは「お掃除機能」が付いていて電源を切ると自動でお掃除してくれます。まぁ実際には定期的に内部を掃除してあげてるんですけどね。
なので今でも全然綺麗な中身でしたw(汚れていないため「フィルター類」は掃除せず)
そうそう、お掃除機能付きと言ってもタイマーで電源を切ったりすると掃除しないでOFFになるので、最初の数年はそれに気付かずエアコン内部に延々と埃を積もらせていました・・
(これが無ければ今でももっと綺麗なエアコンであったはずなのに・・)
エアコン内部の洗浄方法はいくつかありますが、定番のムースや洗浄剤ではそれらを完全に洗い落とさないといけないので大量の水が必要になり、養生とかがちょっと面倒です。
今回はエアコンの洗浄が可能な「スチームクリーナー」と洗い流さなくても問題の無い(と言ってもそこそこは洗いますw)洗浄剤を使ってクリーニングします。
使用するのは「スチームフーァストDX」で洗浄剤には「スチームマジック」を使います。ご家庭でのエアコン洗浄はこれがもっとも効率的だと思いました。
用意したのは上記の他に手元を照らせる「懐中電灯」水道水のカルキを除去する「ブリタ洗浄ポット」それに背の低い「脚立」・・あ、忘れるところでした「養生テープ」もです。
では最初に「ブリタ」でろ過した水を使って「スチームマジック」を20倍に薄めましょう。これは付属の軽量カップや容器を使えば簡単に適量を作れます。(便利ですねw)
「スチームマジック」が容器に注がれたらエアコンを解体する作業です。
通常の埃取りならここまでやる必要は無いのですが、今回はガッツリ清掃するために徹底してバラしました。ぶっちゃけ「お掃除キット」がかなり面倒で経年劣化したコネクタを何本も外さなくてはいけなく・・しかも後でまた付けるというのが泣けてくるw
ちなみに外した「フィルター類」がこちら・・日頃から掃除してるのと「お掃除機能」が付いてるのとで何もしなくてもフィルターは綺麗っす。なので今回は取り出したけどこちらは清掃無し!
ひと通り解体できたら「養生シート」を使って霧で汚れそうな場所をケアしていきましょう。(まぁそんなにしなくてもいいんだけどね。公式動画では付属の袋1枚で済ませてましたし・・)
注意するのは “念には念で” こんな感じにコンセントも袋で覆っちゃいます。
そして、コンセントの差込口も近くにあるのなら一応テープで塞いでおいた方が吉だと思います。
最終的にはこうなりましたが「お掃除機能付きエアコン」は内部に電装ヶ所が多いため養生もハンパなく面倒でした・・これでも控え目にやったつもりです。
上部はこんな感じ・・
ただエアコンの設置場所が下に何もなく周りも作業するくらいのスペースは普通にあったので、ここからは消化作業のような感じでサクサク進みました。
ここで最初に作った「スチームマジック」の登場です。これを1本全部使う勢いでエアコンにぶちまけます。
そして本命「スチームファーストDX」の熱い蒸気で今までのストレスも一気に解消です!
しかし残念な事に内部にある「円柱状ファン」の汚れが殆ど落ちませんでした。
仕方がないのでアイスバーっぽい何かにティッシュを巻き付けて地道に汚れを落としていったとです・・
全てが終われば解体したパーツを元に戻し・・いやそれが大変なのよ・・まぁ大変なんだけど、元に戻し終え、しばらく放置してから暖房を1時間30分くらいかけます。(公式動画の内容では2時間ですが個人的にそこまでは必要ないと感じたので1時間30分です)
とりあえず配線ミスやどこかでコネクタを破損、もしくは断線、もしくはショートしちゃってたら、ここで分かるので暖房を入れて(暑くても我慢!)確認して下さい。
問題なければ本日の作業はこれにて終了です。お疲れさまでした。
まぁ初めてなら3-4時間くらい掛かるかも知れません。しかも「お掃除機能付きエアコン」だとリスクも倍増!ただ、一度やって慣れてしまえば次回から2万円浮くのですから安いと思いませんか?
私は「心」にそう言い聞かせて作業を行っていました。(ふぅ・・腰が痛い・・)
うちの家は問題なく終わりましたが、もしご自分で行う場合は【自己責任】ですからね!(特に洗剤を間違うと完全に洗い流さなくてはいけないので足元にバケツを置いてしつこく洗いましょう)(私と同じ洗剤なら大して洗わなくてもおkですが・・)(まぁこれからやる方は十分に注意してやって下さい)(以上!)