mg21s モコ タペットカバーパッキン交換

いやぁ・・モコ(mg21s)のオイル漏れがヒドイのでヘッドカバーを開けて「タペットカバーパッキン」を新しいものに交換しました。

 

実は以前からやろうと思っていたのですが、停めている駐車場にいる蟲(主に藪蚊)がうっとうしくて涼しくなるのを待っていた次第ですw

 

丁度1年前に「プラグ」と「イグニッションコイル」を交換しているので、どうなっているか確認もしたいところですしね。

 

この車は前オーナーがあまりオイルをしっかりと交換していなかったのか私に納車された時点でオイルがだだ漏れだったので、エンジン内部のスラッジも相当ヒドイ事になっているんだろうなぁ・・という予測のもと、まずは内部洗浄に重点を置き燃料は「ハイオクガソリン」を入れ続け、オイル交換は3000㌔毎に行い(本当は粘度の固いオイルを入れたかったのですが洗浄効果のある添加剤の入った「0w-20」を使用)更にワコーズの「スーパーフォアビークル」と「フーエルワン」を定期的に投入しました。

 

現状の問題点としては「オイル漏れ」と「マフラーからでているオイル」の2点です。(マフラーから出ているのが水だったら良いのですが、リアバンパーが真っ黒に汚れるので間違いなくオイルを含んでいるものと考えます)(正確にはオイルの燃えカスになりますね)

 

話を戻し・・久しぶりにヘッドカバーを外して内部がどうなっているか見てみましょう!

 

まぁなんて言うか・・普通ですね。(普通でした・・)

 

ヘッドカバーの上下が接する外周とプラグホールの部分を綺麗にして新しいガスケットを取り付けます。

 

その際「イグニッションコイル」にオイルが付着していないか?もしくはブラグホールにオイルが溜まっていないかの確認をしましたが・・まったく問題なしの綺麗なもんです。(やはりこの辺りのメンテナンスは自分でやるべきですね・・この状態を見て改めてそう思いました・・)

 

とりあえず目視で確認した限りでは「プラグホール」のパッキンには問題なし、漏れていたのは外周部分ということになります。(ちなみに前回「タペットカバーパッキン」を交換したのは車屋さんです)

 

特に変わった事はせず基本に忠実な作業を行いました。

 

上にも書いたように「外周」と「プラグホール」のパッキンが来るところを綺麗に清掃してから「タペットカバーパッキン」を入れて行きます。

 

今回使用した「タペットカバーパッキン」はK.P.GASKETさんのものです。購入する際にメールで車の型番を説明すると、それはこっちの商品ではないので車に適合したものを送っておきますと、わざわざ訂正して送ってもらいました。(もちろんバッチリあってます!)

 

そして使用した液体ガスケットは定番のHolts製品です。気を付けるところは硬化する時間が早いので塗布したらすぐにヘッドカバーを収めて下さい。(のんびり作業してると半分固まってしまって本来のシール性能を発揮しなくなります)

 

一応液体ガスケットを使用した場所を黄色い〇にて印しておきます。場所で言うと4か所になり、厳密に塗布した箇所を言うと6か所になります。

 

あまり厚く塗布すると内側に流れてきてエンジン内部を詰まらせてしまう原因になるので、できるだけ薄く塗って下さい。(もしはみ出すとしても外側に出るように塗布しましょう)

 

最後に「タペットカバーパッキン」の交換で「液体パッキン」を使った場合、ある程度固まるのに3時間は必要なので運転せず置いておくのが良いです。(固まる前に熱を加えると液体パッキンに気泡が出来て本来のシール性能を損なう恐れがあります)(ちなみに完全に固まるのに6-7時間必要なのだとか・・)

 

私は作業前にバッテリーのマイナス端子を抜いていたので作業後、エンジンが正常に起動するかの確認だけを行ってエンジンを切りました。(その後はとりあえず6時間だけ放置・・)

 

まぁモコ(mg21s)に搭載されているエンジン(K6A)は楽にヘッドカバーが外せるのでDIYで行うには簡単な部類に入る作業ではないでしょうか。しかも(K6A)は10万㌔も走るとよく「オイル漏れ」が発生するエンジンなので中古で購入する際はしっかりと確認してオイルが滲んでいたら修理後の購入にしないと面倒なことになりますよ!

 

(表示されている走行距離を信じてはいけません)(エンジンや足回りの劣化具合を見て判断するのがヨシ)

 

今回はこんなところでしょうか。そうそう私が使ったK.P.GASKETさんの「タペットカバーパッキン」がamazonでも売っていたので広告を載せておきます。(取り付けた直後なので耐久性は分かりませんが作業は比較的楽に行えました)

 

【追記】書き忘れていましたが購入してから1年間エンジンの内部洗浄を添加剤やハイオクガソリン、そして洗浄効果の高いオイルを使って行ってきました。以降は粘度の固いオイルを使いエンジンをいたわる方向でメンテナンスを進めていくつもりです。(クリアランス的に♪)

 

【追記】更に書き忘れw「エアクリーナー」も交換する予定でしたがそんなに汚れていなかったので交換しませんでした。(いつもならエアクリBOXにオイルがスプーン大さじ2杯くらい溜まっているのですが今回はナッシング、ただ、以前の残りっぽい後が若干ブローバイの入り口付近に見受けられたくらいでしょうか)何にせよエアクリーナーBOX方面へのオイルの進行は止まっているようで何よりです。

 

【追記】作業的にはビスを落とす事も無く終始問題なく行えました。が、腰が痛い・・・(少し上げれば楽になる?ジャッキと馬買うかな・・)

 

【追記】折角用意したので後日「エアクーナー」も交換しておきました。

 

▲こちらは純正品になります。

▲今回私が使用した社外品のタペットカバーパッキンです。

2020年11月15日 | カテゴリー : 日常 | 投稿者 : pasuta