うちの「VAIO」「S11 BLACK EDITION」が起動後しばらくすると落ちるようになりました。
排熱口に耳を近付けて、もう一度起動します。
どうやらPC内部の「ファン」が回っていないようです。
そのせいで「CPU」の熱を逃がせなくて落ちているんでしょうね。
つまりは「CPUファン」が壊れちゃったと・・
取り敢えず「CPUファン」を2つ注文しました。
同じモデルの中古品と、次の世代と共通で使える新品バルクです。
普通に修理すると「VAIO」が傷まみれになるので「モニター」「キーボード」面にクッションを・・
そして底面にも傷防止用のクッションを敷きます。
じゃ、分解して内部を確認するとしますか。
底面のビスを全部外します。ひとつ前の機種はビスを外し難かったのですが「S11」は楽ですね。
手前のビス4本が若干短いので絶対に他の場所で使わないよう注意して下さい。
角にピックをねじ込んで・・何度もやっているとそんなに硬くなくなりますw
ある程度開いてくると、この状態にして奥を指でこじ開けます。
開きました。もう慣れたので全く苦ではありません。
クッションを敷いて、その上にキーボードを置きます。
まずは「基板」と「キーボード」を繋ぐフラットケーブルを外しましょう。
ここから基板を外す作業になるのですが・・
その前に、ここで写真を撮っておくと後でビスを締める時に重宝しますぞ。
では「バッテリー」を外します。
ビス4本とコネクタを外すだけです。
次に「ファン」を取り外します。
左が新品のバルクで、中央が既存のファン、そして右が中古のファンなのですが・・
右の中古ファンは材質が既存のものとは違いますね・・途中から変更になったのかな?
結果から言うと・・どのファンに交換してもPC起動後に「ファン」が回ることはありませんでした。
なので「VAIO」「S11」の鉄板修理である「フューズ」の交換作業へ移行します!
実は「VAIO」「S11」の「CPUファン」手前にある「フューズ」が壊れたり切れたりする症状はよくあるのです。
たぶん元々付いている「0.5A」の「ヒューズ」じゃちょっと厳しいんでしょうね。
今回は「0.5A」と「3A」の「ヒューズ」を用意しましたが「3A」の「ヒューズ」を使います。
まずは基板を外さないといけません。
基板を止めているビスには黒いテープが貼ってあります。
基板の方にも「矢印」で基板を止めるビスの位置を教えてくれています。
こいういうビスですね。全部外していきましょう。
テープと矢印のあるビスを全部外せたら「Wi-Fi」と「Bluetooth」のケーブルも外します。
横にある小さな基板とのフレキも外します。
USBの差込口も念のために外します。
同じ理由で電源の差込口も外しておくと、後の作業が楽になると思います。
若干ガタってたので横に両面テープを小さく切って貼っておきました。
ディスプレイとの接続端子を外します。
基板右下のこの場所がツメでしっかり固定されているので先に外しておきましょう。
ここもアルミテープで配線が固定されているので外します。
あと、写真では分り難いのですがコネクタも忘れずに外して下さい。
基板が取れました。
今回はCPUグリスを塗り直すのでCPU上部に取り付けられていた保護カバーも外しています。
ヒートパイプも取り外してと・・
CPU隣の謎の物体にもグリスが付着していたので、今回は両方にグリスを塗布します。
ヒートパイプのビスはしっかりとトルクをかけて・・
保護カバーを元の場所に戻します。
はい、基板の裏面ですね。綿棒を置いているこの位置に切れたヒューズがあります。
元々あった「0.5A」のフューズを半田鏝でサクっと取り除き・・
今は「3A」のヒューズを取り付けてあります。
写真を見る限り、まだ半田が不十分かなと思って、もう一度やり直しました。
作業が終わったので「基板」と「ファン」を元に戻します。
後は「バッテリー」を取り付けるだけかな。
今回、作業するに当たって私が使用した工具はこんな感じです。
半田鏝は2個あると別々の鏝先を同時に使えて便利でした。
これにて無事にお客さん用PCの補助ノートである「VAIO」「S11 BLACK EDITION」の修理が完了です。
予想通り「フューズ」の交換で、突然回らなくなった「ファン」が生き返りました。
古い「VAIO」ではありますが前機種である「Z1311 クラムシェルモデル」と同じく「S11 BLACK EDITION」もまだまだ現役で働いてもらう予定です。とは言え「VAIO」よく壊れるのゥ・・いやマジで勘弁して・・
これより古い自作のデスクトップPCは全く故障しないのに・・「VAIO」はもっともっと頑張って下さい。
2016年製「Z1311 クラムシェルモデル」2017年製「S11 BLACK EDITION」まだまだ引退させません!



































