ふぅ・・なんとか14巻の発売前に現行最終巻である13巻を読み終えました。
5巻と6巻は対になる話の構成になっていて、後半にあたる6巻はクライマックスを含む展開の振れ幅も大きく大変面白いです。
5巻の終わりに「6腕」との前哨戦として「6腕」「サキュロント」そして「8本指」「コッコドール」両名の捕縛に成功!「クライム君」がよくがんばっていましたね。
ただ、直前に「ラナー」指揮の元「8本指」の拠点を一気に叩く計画を予定していたにも関わらず「クライム君」がうっかり1人捕らえてしまったので襲撃作戦を急遽行うことに・・
この襲撃作戦は表向き「蒼の薔薇」及び王国の協力者で実行する運びとなっているが裏で「ラナー」と繋がっている「デミウルゴス」により「ナザリック勢力」が確実に拠点を落とす手筈となっている。(と言っても「8本指」は「ナザリック勢力」の支配下に収まる予定ですが・・)
まぁ今更ですがTV版だけでは見落としがちな物語の本筋を「ネタバレ」も含みつつ、こちらで解説していくのがこのブログ記事の主旨だと思って下さいw
「セバス」は「ツアレ」を救出するため「ナザリック勢力」とは別行動で現地に進入・・そして溜めていたフラストレーションを「6腕」相手にブチまけた。
先の襲撃場所に唯一含まれていなかった「8本指」の拠点も「ザナック」からの情報提供により判明する。
「マーレ」「エントマ」がそちらに向かうも最後まで残っていた「エントマ」と「蒼の薔薇」の面々「ガガーラン」「ティア」「イビルアイ」が激突する!
最初は「エントマ」優勢で戦っていたが「エビルアイ」の加入で一気に「蒼の薔薇」に傾く・・しかし「ヤルダバオト」(中身は「デミウルゴス」)の登場により「ガガーラン」と「ティア」が死亡・・「イビルアイ」も対抗手段がなく厳しい状態に・・
そこへ上空を移動中の「モモン」(中身は「アインズ」)が助勢に入り「ヤルダバオト」を撃退する。
その後「ゲヘナの炎」により王都の一部が隔離され悪魔に支配される、が・・「漆黒」「蒼の薔薇」「王国騎士団」の活躍で「ヤルダバオト」率いる悪魔の軍勢を追い払った。
まぁ「デミウルゴス」の考えた「ゲヘナ計画」というは「モモン」を王国の英雄に祭り上げるための『茶番』なのですが・・
6巻の魅力と言うのは「イビルアイ」を通してアダマンタイト級冒険者の「ガガーラン」や「ティア」そして「プレアデス」や「階層守護者」の強さを明確に現したところだと思います。
何の違和感もなく設定Lv通りの強さになっていましたね。
この辺りをもう少し解説すると・・「ガガーランLv27」「ティアLv27」「ブレインLv29」「ガゼフLv30」「シズLv46」「ユリLv51」「エントマLv51」「イビルアイLv54」「ソリュシャンLv57」「ルプスレギナLv59」「ナーベラルLv63」「ヤルダバオトLv100」「シャルティアLv100」「アインズLv100」通常装備の「ガゼフ」(指輪なし)をLv30として考えた場合これくらいの強さになると思います。
よく見てみると「イビルアイ」が戦ったのは「プレアデス」でもLvの低い3人だったというだけで、もし「ソリュシャン」や「ルプスレギナ」と戦っていたら・・普通に負けていたでしょう。
TV版「オーバーロードII」の最初に出てきた「リグリット」や最後にちょっとだけ出てきた「フールーダ」は「逸脱者」と呼ばれる「英雄」を超えた先にある存在でありLvは44くらいと思われます。(それでもLv35のデスナイトを使役できない)
TV版13話で「アインズ」が「ゲヘナの炎」に隔離されナザリックに連れ去られた罪なき人間には「苦痛の無い死を」と言っていますが、TV版6話で「ソリュシャン」と「セバス」の会話に出ていた「ペストーニャ」がこれを頑なに反対し「子供だけでも助命を!」と嘆願して「アインズ」から謹慎処分を受けています。
ナザリックに来た「ツアレ」も「ペストーニャ」の下で働くなら「セバス」も安心できると言うわけですね♪
最後に原作6巻となる「王国の漢たち/下」はTV版「オーバーロードII」の10話から13話に該当します。