ちょっと説明しずらいので上の写真を見てみようwボンネット裏の断熱処理を施したという話ですねw
今回はこちらの詳細を語っていきます。
ボンネットや天井は古くなってくると紫外線や花粉それに錆の影響で状態が悪くなってくるものです。
色味が濃いカラーリングの車は顕著に表れやすいですね。私の「mg21s」「モコ」は白っぽいカラーリングなのでそこまで劣化することは無いと思いますが、ボンネットに関してはエンジン自体の熱も加わるため塗装の劣化は避けられません。
現状の状態を少しでも維持するため、今回はボンネット裏に「断熱処理」を施してみましょう。
ちなみに上の写真は完成図なので今はあまり見ないで下さいw
使うのはエーモンさんの「エンジンルーム静音シート」になります。他にはマジックで型取りするのに使う大きめの「ナイロン」それにボンネットの振動を抑えるための「制振材」です。
「制振材」は耐熱にも優れていると記載されていたのでエンジンルーム内にもつかえるかな?と思ってチョイスしました。(なかなかリーズナブルな「ZHUBANG」さんの商品です!)
これが「静音シート」ですね。表面がアルミ箔なので断熱性能には期待出来そうでしょうか。ただ、ボンネット側に吸着してエンジン側に表面のアルミ箔がくるので防音性能は期待しない方が良さそうです。
では実際に現地で作業して見ましょう!
まずはボンネットを裏側から見て鉄板が1枚になっている箇所へ「制振材」を貼り付けました。
一応ローラーで圧着しましたが注意しないとボンネット裏面に「傷」もしくは「凹凸」を付けかねません。
(道具を使って慎重な作業を行うか、無難に指で押さえる程度に留めておくか・・)(どちらでも良いと思いますが作業しやすい場所なので道具を使って慎重に圧着するのをお薦めします)
ナイロンに両面テープを付けてボンネット裏面に固定、マジックで「静音シート」の切り取り線を書いていきます。両面テープが剥がれないように注意しながらナイロンを離し、そのまま「制振シート」に貼り付けてハサミでカットします。
見えるかな?ナイロンごとハサミでカットしていきましょう。
(両面テープでくっ付いてるので正確な形に切れるはず!)
切り取り終了です!(ちなみにこの作業だけ自室へ戻って行いました)
「制振シート」を車のボンネットに装着した写真がこちらですね。この大きさで「制振シート」を切り取ると多少の防音効果も期待出来るかも知れません。
(記事に載せるために一度このサイズで「静音シート」を)切り取りましたが、今回はボンネット鉄板1枚部分の断熱処理だけが目的なので、この後「制振シート」は剥がしていますw)
うひゃ!「制振シート」剥がしたのはいいが「シンサレート部分」がほぼボンネットに残ってしまいました。
(さすがにこれは想定外w)
後で詳しく説明しますが残った粘着部分を剥がすのに1日潰れています・・
適切なサイズにカットした「ナイロン」に「両面テープ」あと「マジック」を使って次の作業を行います。
こんな感じでペタっとナイロンを貼り付け、切り取る形にマーキングしていきます。(小さいサイズなので両面テープは1ヶ所ですが、大きなサイズの場合は2-4ヶ所貼りましょう)
「制振シート」切り取ります!
剥離紙を剥がし、ボンネットにペタっと貼ります。
その後、付属の「ガラスクロステープ」で縁を覆います。上手に貼るコツは短く切って繋げること!
残った粘着部分は最低限しか剥がしていないので後日綺麗に剥離する予定です。
色々試しましたが親指の腹で少しづつ剥がしていくのが1番綺麗に仕上がります。
はぁはぁ・・あとちょっとだ!がんばれ!
終わったどー!!
最後に撮影して終了!この貼り方だと「防音効果」は皆無なので注意しましょう。ただ広範囲を「制振シート」で覆ってしまうとエンジンの熱が逃げ場を失って冷却に時間が必要になり、結果、ボンネットの劣化を早めてしまうと思ったので、最初から防音効果は無い方向で進めました。
今回「制振シート」を貼り付けたのはボンネットが鉄板1枚になっている箇所のみで粘着面積もしっかりと取れています。おそらく剥がれる心配もないでしょう。
これでボンネットの塗装劣化を少しでも遅らせる事が出来ればやった甲斐があると言うもの!
はぁ・・疲れたわ・・・
【追記】ボンネットの裏面は塗装が薄いので、あまり強い薬品を使ったり硬いものを押し付けたりすると簡単に塗装が剥がれます。同じような作業をする場合はその点にだけ注意して下さい。
▲「ガラスクロステープ」は最初からここに付属されています。(注:付属品だけでは足りない可能性あり!)