最近運転しているとちょっとした段差でギィギィと足回り付近で音がするようになってきました。(さすがに12万4000㌔も走っていると色々劣化箇所が目立ってくる・・)
という事で、いざ!足回りのチェック!
最初はフロントのボンネットやリアのバックドアを開け、両手でバンパー上部辺りに何度も体重をかけて異音がないか確認してみる。(サスペンション回りは大丈夫みたいです)
次にジャッキで車体を上げてタイヤにガタがないか揺すってみたり手で回して『ゴォー』という異音が発生していないかのチェック!(大丈夫でした!)(もし異音が鳴っていたらハブベアリング交換!)
馬をかまして車体を上げているので「ドライブシャフトブーツ」や「ロアボールジョイントブーツ」に破れがないかの確認もついでにやります。
まぁ「ロアボールジョイントブーツ」は2年前に交換しているので当然大丈夫でした。ありがたい事に「ドライブシャフトブーツ」も全然綺麗でしたね。(こちらは4年前に交換済み・・そろそろ破れててもおかしくはない)(足回りのブーツ類には今回KUREの「ラバープロテクタント」を吹き付けておきましたw)(ゴム製品が乾燥してひび割れたりするのを遅らせてくれます)(まぁ寿命を延ばす保護剤ですね)
そして問題はここからです・・気分良く足回りのブッシュ類にKUREの保護剤を吹き付けていると・・「マフラーリング」もついでにと思って見てみたら劣化してひび割れや穴に隙間が開いたりしていたのです。
走行中に段差で『ギィギィ』音がしていたのはこれが原因で間違いないでしょう。
早速部品を注文です!
まずは「マフラーリング」これは強化型のジュランBタイプを2袋購入しました。1袋で2個入っていますが3個必要なので2袋です。
「マフラーリング」は後ろに2ヶ所、前方に1ヶ所使いますが前の「マフラーリング」に「ボルト」と「インシュレーター」が必要で、よくある重り付きのタイプではなく通常のリングタイプでおkでした。
それと真ん中にある「マフラーリング」が強烈に引っ張られるので、この場所だけ寿命が短いと感じました。なので「リング」は1つ余りますが8万㌔くらい走ったら真ん中の「リング」だけ交換するのが良さそう。
では交換作業です。
私は専用工具を使ったので簡単に外せました。コツは最初に「ラスペネ」を吹き付ける事です。
「リング」を入れる際にも「ラスペネ」を使えば楽に入るでしょう。
mg21sモコは真ん中の「マフラーリング」だけちょっと入れるのに力がいるので頑張って下さい。
前方の「リング」はジャッキで「マフラー」の高さを調整してからボルトを回すと楽に作業できます。(少し「リング側の穴」が低いのでジャッキで「マフラー」(つまり「リング側の穴」)の高さを「車体側の穴」の高さまで上げてやれば簡単です)
作業を行う上でのコツはこんなところでしょうか。
最後にmg21sモコのジャッキポイントですが他の車ような場所ではなく(もちろんその位置にもあるのですが奥過ぎて通常のジャッキではそこまで入りません)フロントバンパー中央下部にゴムの突起があるので、そこにジャッキを当ててやれば、むしろ簡単にジャッキを上げれます。
分かり難いかもですがフロントバンパー中央下部の写真です。この突起部分がモコ(mg21s)のジャッキアップポイントになります。
リア側もバンパー中央下部からの写真で見ると横に2本パイプが通っているので奥の太い方のパイプの中央にジャッキを当ててあげればおkです。
まぁこの年式のモコは知ってさえいれば楽なポジションにジャッキを当てれるので作業自体は比較的楽に行えるでしょう。
「マフラーリング」交換後は、若干マフラーをゆすっているのでエンジンを掛けて排気漏れがないかの確認だけ忘れずにお願いします。
一応、少し走らせてみましたが段差での異音も解消されたので、今回はこれにて終了です。また何かあれば追記しますので気になる方はチェックしてみて下さい。では!
【追記】一番後ろの「マフラーリング」交換の際にタイヤを1ヶ所(右側後方)外したので(別に外さなくても出来そうな気はする、が外した方が作業は楽)その際に使った工具も全部、広告として載せておきます。(mg21s(モコ)のタイヤホイールのナットのトルクは85N.mです)
【追記】最初(一番上)の写真に重り付きの「リング」が入っていますが、実際には必要なかったので使っていません。(使うとすれば「インシュレーター」ぬきで後ろに使うか「インシュレーター」込みで前に使うかになります)(いずれにせよ正規の使い方ではありません)
mg21sモコに使えるマフラーリングです。2個入りですが3個必要です。
一番手前のリングに使うボルトです。古いものは錆びている可能性があるので注文しておきましょう。
こちらはボルトとセットで必要になるインシュレーターです。一緒に注文しておきましょう。