DENON PMA-60

本当に長い間うちPCサウンドを支えてくれたYAMAHA「AP-U70」が今度こそ本格的に引退しそうです。

 

「AP-U70」はUSB規格が出来てそうそうに作られたPC用アンプで現在流行のUSB接続が可能な小型アンプの原点とも言うべき銘機なのです。

 

96kHz/24bitは今でも通用するスペックなので(注:windows標準のドライバではここまで引き出すことは出来ません)今後はお客さん用としてどうしても必要な時のみ引っ張り出して使おうと思っています。

 

「AP-U70」さん今まで本当にありが㌧!(ちなみにどこも壊れていなくて見た目も綺麗です)

 

そして新しく我が家のサブPCに入ってきたのはDENON「PMA-60」となります。これで主PCサブPCの両方がハイレゾに対応した形になりました。

 

「PMA-60」は前面が簡易ディスプレイになっていて縦置き時と横置き時で表示が90度変わるためスマートに置き方を選べます。(この仕様は本当に良い)

 

サイズは20×8.6×25.8㌢の大きさで今までの小型アンプよりも一回り小さい。

 

特徴としては8Ωで出力が25W、前面にはヘッドホン用のΦ6.3mmジャックがあり、裏面には「USB-B×1」「同軸デジタル×1」「光デジタル×2」+「アンバランス×1」の入力端子が用意されています。

 

まぁ入力端子は普通なイメージでしょうか「光デジタル」が2箇所あるのは「PS4Pro」持ちには嬉しい設定ですねwこれで接続すれば高音質の状態で「ゲーム」や「メディアプレーヤー」を楽しむ事が出来ます。

 

うちは「Media Go」で音楽を聴いているのですが残念な事にこのアプリはsony製DAC搭載機でしかASIO出力されないのでデフォルトのWindowsサウンドでしか音が出ません。

 

そこを理解した上で「Media Go」で聴いてみました。

 

いやいや・・ASIO要らないんじゃない?再生アプリの変更も視野に入れていたのですが非常に良い音が出ています。

 

通常のヴォーカルだと分解能力に優れた明瞭な声が割と小さな音でも(ボリュームは-50)はっきりと聞こえました。

 

芯のあるヴォーカルがスピーカーの中心にしっかりと定位しているのが分かります。

 

うーーん・・SONYの「UDA-1」もコストパフォーマンスの高いアンプだと驚いたものですが・・今回もそれと同じか+もうちょっと上くらいの衝撃がありますね。

 

価格はどちらも5万円前後ですが今買うなら「PMA-60」を押します。

 

一人暮らしの人だとヘッドフォンを使っているケースが多いと思いますが「PMA-60」だとボリュームを絞った状態でも小さな音が明瞭に聞こえます。もちろんヘッドフォン端子を利用する事も可能ですが、ここはスピーカーを用意して聴いて下さい。初めての良質音楽というのを体験するには十分説得力のある音が出ますから。

 

昔だとヴィジュアルオーディオとかピュアオーディオで質の高い音楽を聴いていた人が大勢居ました。「PMA-60」はそういう人達が昔を思い出すのにも最適なアンプだと思います。

 

毎日PCから流れてくるゲームの音、動画の音、BGMの音を上質なものに変えてみませんか?動画なんかだと何を喋っているか分からなかった部分が分かるようになるのは楽しいものですよw

 

それと今回「PMA-60」と合わせて購入したUSBケーブルがOYAIDEの「d+USB classA v2/1.0m」という長さ1mのケーブルです。

 

主PCの「UDA-1」もOYAIDEのUSBケーブルを使用しているので今回もOYAIDEを購入しました。(同じものではありません)

 

ただ今回は最初からこのUSBケーブルなので比較対象がありません。なので音は非常に良かったのですがケーブルの恩恵がどれくらいあったのかは不明です。

 

まぁ悪くなかったとだけ言っておきましょうw

 

最後に箱から開けた瞬間の「PMA-60」の天板がすでに汚れていて布で擦ってもなかなか取れませんでした。DRNONさんもうちょっと品質の管理をしっかりして下さいね。今回は以上です!

 

【追記】このアンプ・・「FF14」にはとんでもなく相性が良さそう。上でも書いてますがボリュームを絞ってるのに小さな環境音をハッキリ表現し、急に割り込んできた雷鳴も高い瞬発力でしっかりと鳴らす。

 

「FF14」はサウンドデザインも突出しているゲームです。改めて感動するのに「PMA-60」超お薦めします。(オヤイデのUSBケーブルが相乗効果を出している可能性もあるのでこちらも合わせてお薦めします)

 

【追記】どうやらwindows7だと音飛びするケースがあるようです。うちの場合、主PCの方がそれに該当していてVLCメディアプレイヤーでの再生に支障がでています。さて・・どうしたもんやら。

 

【追記】これは難しい。「PMA-60」のドライバを入れると「バッファの設定」が可能になるんですがデフォルトの「Asioバッファサイズ」が8192に固定されています。これをもっと大きい数値に変えてやれば音飛びは多少改善されるようです。ふぅ・・やれやれです。

 

2018年1月3日 | カテゴリー : PC関連 | 投稿者 : pasuta