Anker PowerHouse

以前から欲しかった「Anker PowerHouse」の紹介です。大きさは「20㌢」×「14.5㌢」×「16.5㌢」で、思ったより小さいと感じる人もいるでしょうが、重量が「4.2㌔」あるため、私にはずっしりと大きく感じます。

 

これが何をするためのボックスかと言うと「スマホ」や「モバイル」の充電、果ては車中泊に使う「電気毛布」の電源として活用できるのです。

 

外観はあっさりとして高級感はありません。割と大きな取っ手が付いてますが最初からグラグラしていて普通に使うとすぐに壊れそうです。(実際に壊れた人も多いとか・・)

 

説明には十分な「耐振動性」それに「耐衝撃性」があると書かれていますが、おそらく十分ではないので慎重に取り扱った方が無難でしょうね。

 

バッテリーは箱から開けた状態で「73%」あったので特に充電せずとも、そのまま保管できるというありがたい仕様でした。(一応「85%程度」まで充電してみました。[所要時間は50分])

 

USBの4箇所は差し込み具合がゆるめで(しっかりと食い込まない)ちょっと浅い感じです(奥までいかずに途中で止まる)。奥までしっかり挿そうとして壊さないよう注意が必要でしょう。

 

USBでの充電は「powerIQ」が効いているのか、そこそこ速いです。

 

「PowerHouse」の魅力は「120w」のAC出力(家庭で通常使用されているコンセント)と「120w」のシガーソケット(車に付いているアレ)が備わっている点で、特に車内で使うことを意識して設計されているとか。

 

このAC出力があるお陰で冬場の車中泊でも電気毛布を掛けて泊まれるため大変重宝されています。

 

シガーソケットも車用掃除機やスターターを使う時に必要なのでやはり便利という他ありません。

 

後は耐久性ですかね。どれくらい長持ちしてくれるかで付加価値の大きさが変わってくると思います。

 

壊さないよう慎重に扱うつもりですが「120w」も叩き出すリチウムイオンバッテリーに果たして期待できるほどの耐久性能が備わっているのか・・気になるのはそこですね。

 

2015年から発売されている商品ですがバッテリーがヘタったという書き込みがないのと、BMSを取り入れ電圧や温度を適切に管理しショートを予防、更にアクティブ方式のセルバランシングでエネルギー効率も最適化されているため、バッテリーの寿命も想定できる限り伸ばされていると考えられます。

 

まぁ歌い文句はどうあれ1-2年で「ヘタった」という噂が蔓延してないのが大きいでしょうか。

 

そして「PowerHouse」は「120600mAh」もあるんですよね。これを考えると小型なのかなとも思います。(ただ、4.2㌔はかなりの重量です)あと充電中(本体の充電も含む)はさすがに静かなので安心して下さい。

 

昨今の日本は災害が多いので(急な停電等にも役立つため)バッテリーを確保している人が増えています。(私もその1人)小型バッテリー数個と「PowerHouse」で長期間スマホを見る事が可能です。

 

長時間の停電とかに見舞われる事を想定すると、無いよりはあった方が100倍マシなのでアウトドアというよりも、いざと言う緊急時のために用意しておく事をお薦めしたいと思います。

 

【追記】本来なら9月に「PowerHouse Mini」という少しコンパクトになったポータブル電源が3万円前半位の価格でAnkerから発売される予定でしたが、日本はまだまだ「PowerHouse」の売り上げが好調なので先送りにされましたね。「PS4」が好調なために「PS5」を先送りにしているsonyのようなものでしょうかw

 

【追記】「AC」入力口が硬くてなかなか入らない、しかも最初から超グラグラなんだが・・もしかしたらハズレなのかもしれない。

 

【追記】もしディスプレイに何も表示されなくなり何を押したり差したりしても動かない時は「12v」「USB」「AC」のボタンを同時に12秒ほど押してみて下さい。大抵はこれで復旧します。

 

これはコンセントに長時間差しっぱなしにしたりすると起こる現象で『内部の基盤を保護するために働くセーフティロックです』。リセットする方法が上記のやり方なので覚えておいて損はないかと。

 

【追記】「PowerHouse」で使えるパネルヒーターの広告を載せておきます。どこにでも折り畳んで運べるので重宝します。しかもなかなかに暖かい♪

 

2018年12月9日 | カテゴリー : ポータブル | 投稿者 : pasuta