SONY Cyber-shot RX100M5A

SONYの「RX100M5A」を次のデジカメとして選びました。なにせ18年もFUJIFILMの「FinePix6800Z」を使ってきたのだから、そろそろ許されるよね?

 

11.6㌅の「VAIO S11」が来てからと言うもの、今まで幅を利かせていたタブレット類を全く使わなくなりました。

 

余ったmicroSDの資産を一番有効活用出来るのが「新しいデジカメ」だと結論付け、色々と調べた結果・・「RX100M5A」に決めた次第です。

 

最初はFUJIFILMの現行コンデジである「XF10」を狙っていました。しかし薄暗い室内での使用頻度が多いので、少しでも明るいレンズが欲しくてSONY「RX100M5A」を購入しました。

 

今回のコンデジ購入にあたって最後まで天秤から降りなかったのがFUJIFILMの色鮮やかな色彩表現力、そしてAPS-Cセンサーによる歪みの無い構図(パース)です・・それを僅かに上回り決め手となったのがSONYの明るいレンズに1㌅センサーでしょうか・・(1㌅でもほぼ歪みはないと判断しました)

 

兎に角もう魚目レンズのようなまるっと湾曲した写真は卒業したかったのです。いやマジで・・

 

じつを言うと「FinePix6800Z」を室内で使ってる時は毎回フラッシュを焚いていましたが、なんと同じ環境なのに「RX100M5A」だとフラッシュレスでいけるという驚きの結果になりました。

 

うすうす感じてはいましたが実際に使ってみると明るいレンズと言うのはかなりの衝撃です。

 

利便性だけで語ればクレイドルに乗せただけでPCと繋がる「FinePix6800Z」は非常に使い勝手が良かった。いちいちUSBで繋ぐ(もしくはSDを取り出す)(もしくはWiFiで繋げる)必要のある「RX100M5A」はちょっとPC接続が面倒に感じられます。

 

【追記】慣れるとUSB接続もそこまで不便ではなくなってきました。

 

サイズ的にはこんな感じで子ぶりな「FinePix6800Z」と比べても更に小さなサイズだと分かりますね。

 

重量はもちろん軽いのですが思っていたほど軽くもありませんでした。(けっこうズッしりきます)

 

それと「RX100M5A」と言うよりSONY製品特有の症状なんだと思うけど発熱が大きいので長く使いたい人は意識して電源を落とすなりして長時間使わずに冷やす事を心掛けましょう。

 

熱を持ちやすいのはSONY製品の基本的な内部処理能力が他よりも明らかに高いからと推測します。使い方さえ間違わなければ欠点にはならないので個人的にはバッチコーイです。

 

実際の写真はというとFUJIFULMのような鮮やかな色味はありませんがクセのない透き通った綺麗な写真だと思いました。色温度が他社よりも若干高そうな感じなので空気感のある写真になるのでしょう。

 

ちなみに上の「FinePix6800Z」は「RX100M5A」で撮ったものですがデジカメ下部にピントが合っていてるのでデジカメ上部は綺麗にボケていますね。(ついでに言うともう1つ上の写真はXperiaXZで撮ったもの)

 

この写真が良いかどうかはさて置き、ピントが合ってない部分をボかしたいのであれば「RX100M5A」は非常に優秀なカメラなんだと思いました。

 

桜の花を接写してみたくなるようなカメラですね!

 

そういえば「RX100M5A」には「マクロ撮影」というポジションはありません。5㌢まで被写体に寄れるので、そこからAFで普通に撮れば他カメラの「マクロ撮影」のように写ります。楽チン!

 

動画はFHD60フレームで撮ってみましたが2分程の長さだと特にカメラが熱を持つことはありませんでした。おそらく4K動画だと熱くなるのでしょう。

 

私はモニタを稼動させたりファインダーを使ったりする事はないので、この辺りのレビューは控えておきます。

 

最後に4㍍くらい離れて本棚を撮りましたが本棚が丸みを帯びなくて素敵ですね!(これで喜ぶのは私くらいのものか・・)

 

写真家ではないので詳しい説明は出来ませんが初心者の方が持つ分にも操作は難しくないのでお薦めできるデジカメだと思います。

 

問題は価格だけですがクリアで出来るのであれば、もしかすると一生もののコンデジとして手元に残る可能性があるかも知れません。(それほどに良いカメラだと思いました)

 

コンパクトなのでスナップ写真を撮るのにいつもポケットに忍ばせるにはちょっと高価かなというのが本音です。恐らく大半の人がケースに入れて大事に使っているのではないでしょうか。(私もそうです)

 

なので一生使える高価なカメラとして大事に使って欲しい。そんなカメラとしてお薦めします。

 

【追記】片手で扱うにはフラット過ぎて落としそうなイメージがあるので純正の「アタッチメントグリップ」をお薦めしたいと思います。(ただし、これを使うと昔ながらのレザー製ケースは使えません)

 

側だけを粘着するタイプの液晶保護フィルムはどうしても間にゴミが入って本体のディスプレイを傷つけそうなので全面貼り付けタイプを選びました。

 

ちなみにアタッチメントグリップを付けた状態でケースに入れるならハクバさんのケース(Mサイズ)を超押します。専用ケース並みに綺麗に収まりますよ。

 

あとは小さなバッテリーなので予備と充電機材はあった方が良いでしょう。それと初心者でもある程度の使い方を知りたい人は専用の本があるので載せておきます。(M4までの本ですが基本操作はM5Aも同じ)

 

2019年5月30日 | カテゴリー : ポータブル | 投稿者 : pasuta