mg21s モコ ステアリング センター出し

確か去年の夏だったかな・・ステアリングを純正の新しいものに交換したのです。(車屋さんでね!)

 

そして・・ステアリングのセンターが写真のような位置にズレました・・

 

同じ純正のステアリングに交換するんだからセンターは狂わないと当然のように考えていましたが・・実際には全然そんな事もなく、そりゃもう気持ちよくズレちゃってます。

 

最初は上の写真の逆方向にズレていましたが、ステアリングを外し、ズレている分を戻してハメ込んだところ・・写真のように反対方向へズレたという訳です。(その中間位置だったらバッリチだったのに・・)

 

まぁ折角なので「ステアリング」の外し方でも説明しましょうか・・

 

まずはボンネットを開けてバッテリーのマイナス端子を外します。(絶対に外しましょう)(外しておかないと取り付ける際、ご近所迷惑になります)

 

次に車の運転席側からルームミラー近くの室内灯をOFFにし、ステアリングを横から覗き込むと・・下の写真の様な「トルクスドライバー」でしか回らない形状のビスが見えると思います。

 

(室内灯OFFはドアを開けて作業する場合、多少バッテリーの電力を食うのでその予防です)

 

ただし!mg21sモコに関しては10㍉の「ソケットレンチ」であっさり回るので「トルクスドライバー」を用意する必要はありません。(しかも「トルクスドライバー」より力が入り易く舐める心配も皆無です)

 

反対側にも同じ形状のビスがあるので外しましょう。

 

この写真のような長さの「ソケットレンチ」があれば楽に作業が進みます。(2つ並んでいるのが外したビスですね)

 

ビス2本が外れると「エアバック」が取れるのでそっと外しましょう。(爆発すると危険なので衝撃を与えないよう丁寧な作業を心掛けて下さい!)

 

「エアバッグ」が外れると(と言っても黄色いケーブルのカプラがまだ繋がっています)2本のカプラが見えるのでまずは赤い線のカプラを引き抜きます。

 

それから「エアバック」に繋がっている黄色い線のカプラを外すのですが、カプラ上面の黄色いストッパーをマイナスドライバーでコジって浮かせないといけません。その後、カプラを左右にコジれば楽に抜けるのでお試し下さい。(ポイントは『左右』です!)

 

次に17㍉のソケットレンチを使って中心位置にあるナットを時計の反対の向きに回して外します。ここは40N.mのトルクで締まっているため簡単には抜けません。まずは出来るだけ大きいソケットレンチを用意しましょう。(固いと言ってもタイヤのホイールナットの半分位のトルクなので頑張れば回ります)

 

問題は17㍉のナットが外れた後です。

 

ここでステアリングを引き抜く訳ですが、力任せで引き抜くのは相当疲れます。ちょっとコツを書くのでこれに従ってやってみて下さい。

 

ステアリングを左右に握りガタガタと何度も何度も揺すります。次は上下に握り同じように何度も揺すります。次は斜めです。

 

つまり一方向だと(左右だけとか)かなりの力を掛けないと抜けないステアリングですが、多方向から何度も揺すってやると案外簡単に抜けちゃいますw

 

後はそのまま外せばミッションクリアでしょうか。(私の場合はセンター出しなので抜いたその手でいくらか位置を変えて戻します)

 

そしたら逆の手順で17㍉のナットを締め(40N.m)丁寧な手つきで「エアバック」を戻し(もちろん「カプラ」2ヶ所も元の場所へ)バッテリーのマイナス端子を繋げ、エンジンを掛けてお試し走行です。

 

そして当たり前のようにセンターが合ってないのを確認したら落胆する間もなく駐車場へ戻ります。

 

ここからは「トー」の調整でステアリングのセンターを出すとしましょう!

 

説明としては「トー0」の状態で(「イン」でも「アウト」でもない普通の状態)ある事を前提に話を進めます。

 

上はタイヤを外したタイヤハウス(フロント左)の写真です。ジャッキアップをして馬もかましています。

 

(一応ハンドルを目一杯右に切ればジャッキアップしなくても地面に接した状態で尚且つタイヤも外さずに作業は可能です)(が、ロックナットを緩めるのにかなりの力を要するため、長い19㍉レンチが必要になります)(長めのレンチを気持ちよく使うのに私はタイヤを外してジャッキアップした状態での作業を推奨します)(急がば回れってやつですね!たぶんこっちの方が作業は楽!)

 

この作業で用意するものは19㍉のロングレンチと短めの12㍉のレンチそれにマジックとラスペネ辺りかな。(ああ、ウエスとかもあった方が良いかも・・)

 

まずは作業するタイロットの部分をウエスで綺麗に拭き、そして「タイロト12㍉」と「ロックナット」それに「タイロットエンド17㍉」の上辺にマジックで点を付けます。

 

これを見印にしてどれだけ回したかを計測する訳ですね。とまぁその前にロックナット部分にラスペネでも吹きかけてレンチでカチカチ叩いたりガチャガチャ回してみましょう。(あまり力は入れずに軽く)(ラスペネを浸透させるのが目的です)

 

ロックナットを緩めるのですが間違いなく簡単には緩みませんw

 

タイロット12㍉のねじ山を爪でなぞりながらどちらにロックナットを回せば緩められるかを確認しましょう。そして19㍉のロングレンチでゆっくりロックナットを回します。すぐカツンという音とともに止まるのでここまでは勢いを付けずにゆっくり回すのを覚えておいて下さい。

 

ここからレンチの後方部分を10㌢から15㌢程の勢いをつけて掌で叩きます。(ある程度の勢いと強さで叩けば回ります。)(レンチ自体はそのまま、掌だけの勢いで回します)

 

注意するのはジョイント部分にストレスが掛かるのでロックナットが緩む最低限の力で回す事です。やり過ぎると・・ブーツが破れるかもなので十分に注意しましょう。

 

ロックナットが緩んだら丁度一周した位置で止めておきます。そして12㍉のレンチでタイロットを回すのですがハンドルが時計12時の位置から見て左にズレている場合なら(一番上の写真の状態)タイロットの上辺からフロントバンパーの方向へ回せば修正できるはずです。

 

ステアリングのズレが3-4㌢であればタイロットを180度程回せば丁度良い塩梅になると思います。

 

次に右側(運転席の方)のタイロットも同じ手順でロックナットを緩め、フロントバンパー側へ180度(先ほどと同じ方向です)程回せば、後は微調整で済むでしょう。

 

面倒なのは調整後の確認作業でいちいちタイヤを戻して運転してきて、また微調整を繰り返す事です。

 

(どこのディーラーや車屋さんもこの作業がイヤでなかなか引き受けてくれないのです)(やんわり断ってくるところ多いでしょ?)(きっちりセンターを出そうと思うとどうしても時間がかかります)

 

(大掛かりなアライメントの機材を持っているところであれば短時間で精度の高い調整をしてくれるのでお願いする時はディーラーや車屋さんではなくタイヤ館やスーパーオートバックスが妥当でしょう)

 

参考までに血液型がA型の私はステアリングのセンターを納得が行くまで完璧に仕上げるのに8回ジャッキアップし、タイヤを外し、調整して元に戻し、確認の運転を繰り返しました。

 

最後は「トーアウト気味」になっていたのを「トー0」にする調整で終了です。結局、丸1日かかりました・・

 

そのかわり気になっていたステアリングのセンターがバッチリ直って非常に気持ちの良い状態で終われたので翌日からのドライビングが楽しみになった一日でもありますw

 

最後に一言だけいうと時間を掛ければ誰でも出来る作業だというのと、逆にものすごく時間が掛かるのでちゃんと機材を揃えたショップで予約してやってもらうのが一番とも言える内容だと思います。

 

ただ、一度経験してしまえば次からはそんなに苦にならない作業なのでステアリングのセンターが狂った程度ならササっと直せるスキルが手に入るチャンスかも・・知れませんねw今回は以上です。

2021年4月4日 | カテゴリー : 日常 | 投稿者 : pasuta