この写真だと・・何のこっちゃさっぱり分からんねw
今回はmg21s(後期型モコ)のエンジンマウントを一式取り換える記事になります。と言っても自分で取り換え作業を行うのではなく、車屋さんに任せるんですけどね♪
エンジンマウントを新しいものに交換しようと思ったのは、信号待ちなんかでアイドリング状態になっている時の車内の振動がちょっと大きくなってきたかな?っと感じたためです。
この車のエンジン「K6A」を支えているのは「運転席側のエンジンマウント」「助手席側のエンジンマウント」そしてエンジン後方を支えている「リア側のエンジンマウント」の計3ヶ所になります。
下に広告は載せますが品番分かる写真も併せて用意したので気になる方はどうぞ確認して下さい。
▲「運転席側のエンジンマウント」11210-4A0A1
▲「助手席側のエンジンマウント」11221-4A0A2(代替え部品になります)(本来の品番は11221-4A0A1)
▲「リア側のエンジンマウント」11320-4A0A1
運転席側のエンジンマウントです。見分け方としては表面のゴムが扇状になってる方になりますね。
劣化具合を見ると・・あらあら、完全に千切れちゃってます。(13万㌔走ったマウントです)
車内の振動が大きくなったからエンジンマウント交換に至った訳ですが、正直ほとんど痛んでいないと思っていました。
助手席の振動が目立ったのでリア側のエンジンマウントが多少劣化した程度だろうと言うのが本音です。運転席側のエンジンマウントがここまで千切れちゃってるのは完全に想定外!
参考までに車屋さんの社長は「ダイハツの車じゃないんだから全然大丈夫だと思うよ」がエンジンマウントを交換する直前の意見でした。(一般的な認識ではこの意見で合ってますね!)
次は助手席側のエンジンマウントです。表面のカバーが丸っぽい形状の方になります。
分かり難いですがこっちから見ると結構千切れてます。ああ、でも反対側から見た写真も欲しいか・・
はい!反対側から写してみました。運転席側ほどではありませんが助手席側のマウントも良い感じで千切れかかってますね。
こちらも想定していたより劣化していました。
そしてこちらがリア側のエンジンマウントになります。当初の予想ではこのリア側マウントが若干切れ目がある位の劣化具合で他2つは中心位置が多少下がってる程度の劣化に留まるかと思っていたのですが・・
実際には真逆でリア側のマウントが一番劣化していなくて他2ヶ所が大きく劣化していました。
とは言えそこまで綺麗な状態でもなく、片側に亀裂が有り、しばらくしたら千切れそうにも見えます。
これで私がオーナーの間はマウントの心配をしなくて良いと思うとなかなか喜ばしい今日この頃です。
最後に当初予定していたよりも大きく劣化していたモコのエンジンマウントですが、最近になって助手席側の振動がちょっと大きくなってきたかな?程度の変化しかありませんでした。
それでも予防整備のつもりで蓋を開けてみたらビックリと言うのが今回の記事の内容です。
mg21sモコであればぶっちゃけ自分でも交換は出来ます。ただ時間的な余裕が作れなかったので今回は車屋さんにお願いしましたw
車屋さんでエンジンマウント3ヶ所の交換にかかった時間は1時間30分くらいで、工賃は1万円ジャストでした。DIYでされるなら3時間以上かかると思った方が良いでしょう。
エンジンマウント3ヶ所を交換しての顕著な変化ですが、まぁ車内に伝わってくるエンジンの「振動」は大幅に減ります。そして「振動」が減った分それに伴って発生していた「音」も減るので、そこそこ静かな車になりました。
運転中にオーディオを聴いている人には特にお薦めしたいメンテナンスになりますね。
mg21sのエンジンマウントはなぜか一般的なものよりも高価なので、そこだけがネックだと言えます。
今回の作業の内訳はマウント代金24000円+工賃10000円なので合わせると34000円くらいです。11万㌔を前オーナー所有時に走り、私になってから2万3000㌔を走っています。しかも私に変ってからは相当なシビアコンディションです。
シビアコンディションでなければ14㌔位は大丈夫なのではないでしょうか。
目安としてはこんなところですね。もちろん信号待ちでの振動が大きくなっていると感じたり予防整備として早めに換えるのも長い目で見れば正解です。(大きな振動を維持したまま長期間乗っていると2次被害が出てくるため長く乗ろうと考えるのであれば早めの交換をお薦めします)
次は「アイスフューズ」を使って既存の「フューズ」の時とどんな違いがあるか、そんな検証記事を書くつもりなので興味ある方はお楽しみに♪