Xperia XZ SOV34

記事を書くのが遅れましたがスマホを au の『Xperia Z3』から『Xperia XZ』に機種変更しました。公表値を見る限り『Z3』から『XZ』に変更する理由は特に見当たらないのですが、神戸製鋼の登録商標である『ALKALEIDO』の金属質感に惹かれ、うっかり注文してしまいました。

 

当初は自宅に届けられたパンフレットの画像を見て『プラチナ』を選択する気でいましたがwebだと『フォレストブルー』に人気が集中していたのでショップでどんなものか直接眺めてみる事にします。

 

結果『ミネラルブラック』を注文するという意外な落ちになりました!

 

実際に見てみると『フォレストブルー』か『ミネラルブラック』の二択でしたが『ブルー』サイツヨという前評判が気に入らなかったのか、なんとなく『ブラック』を選んだ次第です。

 

さて今回の『XZ』ですがCPUの公表値は数世代前から変わってないのに反応速度が随分速くなっています。調べてみると『Z3』からだと『XZ』はCPUが32bitから64bitになっており、同じ64bitでも1つ前の型番となっている『Z4』からだと公表値は変わらないのに性能は倍になっていて発熱も抑えられているとか。

 

CPUの性能が安定して高くなると非常に大きな恩恵がスマホで受ける事が出来ます。

 

『XZ』でも標準アプリになっている『ミュージック』を使って今までの楽曲を聴いてみると、スマホとは思えない良質な音が出てきます。CPUの性能が『DSEE HX』の分解能力を底上げしているのでしょう。音の分解能力で言えば市販の『Walkman』を上回る性能です。ただ、随分良くなっているとは言え、やはり市販の『Walkman』程のノイズレス仕様にはなっていません。

 

誤解を受けてしまいそうですが『XZ』はスマホとしてはありえない程ノイズは出ていません。回路回りの設計を見直した結果です。しかし、それでも『NW-ZX2』クラスの『Walkman』と比べてしまうと差はあるのです。

 

ともあれ正直な話『Walkman』の代わりとして『XZ』だけを持ち歩くのは【あり】なのか【なし】なのかと言うと・・

 

私は【あり】と答えます。それほど『XZ』の音質は良くなっています。なのでまだ『Walkman』を持ってはいない人はこのスマホを『Walkman』として使う事をお薦めしたいと思います。

 

そして、CPU性能が向上したと言う事は、もちろん動画の再生能力も上がってる訳で、普通ではアップ出来ない高レートのゲーミング動画もエンコード無しで余裕の再生です!感服しました。

 

ちなみに使っている動画再生アプリは『MX Player Pro』です。

 

他にも3D性能が『PS4』並に上がっているらしいのでアプリでゲームをする人にもお薦めできそうな感じです。更にカメラの手ブレ補正や薄暗いシーンの色再現等も大幅に良くなっているっぽいので興味のある方には朗報か。残念ながらこの2点に関しては素人なのでこれ以上のコメントは控えておこうかと・・

 

まぁ私から見た『XZ』最大の魅力は音楽の再生能力と動画再生能力の向上です。どう見ても過去のスマホのイメージからだと斜め上の結果なので音楽好き、動画好きには『Xperia XZ』は迷わずお薦めのスマホと言ってよいでしょう。

 

ただし、裏面が強化ガラスからアルミ直塗装に変わっているので簡単に傷が出来ます。傷が入ると泣く人は取り扱いに十分な注意を!

 

【追記】ショップで購入する人は店員さんが充電用クレイドルを別途勧めてくれると思いますがwebで購入する人は『Micro USB』を『USB-C』に変換する『コネクタ』だけでも一緒に購入しておかないと充電出来ないかも?

 

【追記】一応記載しておくとXperiaZXとPHA-3は接続して使う事は可能です。やり方はPHA-3付属のUSBケーブル(短いのじゃなくて長いヤツね)の先にType-Cの変換機を付けた状態でPHA-3と接続します。その後、XZの「アプリ」「設定」「接続機器」「USB接続設定」で「USB機器を検出」をタップすると使えます。ただ音質はかなり悪いのでお薦めはしません。

 

2016年11月7日 | カテゴリー : ポータブル | 投稿者 : pasuta