Carrozzeria AVIC-CZ910 (サイバーナビ 2019)

2019版サイバーナビ「AVIC-CZ910」が到着しました。見た目や操作感は「FH-9400DVS」と比べて大きな変化はありません。(良く言えば安心して使えます)

 

ナビを必要としない私の独断と偏見に満ちた視点で「FH-9400DVS」との違いを語ると・・ディスプレイの解像度が「VGA」から「HD」に変わった事でAVモード中に表示される「アルバムカバー」の大きさが小さくなったところがちょっと違和感というか残念に感じました。

 

逆にハイレゾ音源で収録された曲しか「アルバムカバー」が表示されていなかった「FH-9400DVS」とは違い「AVIC-CZ910」はAAC音源含む全ての曲の「アルバムカバー」が表示されるのは非常に嬉しい。(むしろこれが普通じゃないといけないのでは?「FH-9400DVS」の「インターフェイス」は作り込みが実用レベルに至っていない気がします)

 

最初は「ノイズ原」となりえるものを全て排除して視聴を行いました。(突然話が変わってすみません・・)

 

なので「ラジオ」「TV」「GPS」「インターネット」「Bluetooth」等すべて接続していません。ついでにアンプも外しています。この環境で音質を語りたいと思ったからです。

 

ぶっちゃけると「ハイレゾ音源」の曲を聞いている時はしっかりとは言えないまでも空気感を感じることが出来ました。(内臓アンプの性能もなかなか良さそう)

 

しかも「マスターサウンドリバイブ」の効果で圧縮音源も明らかに音質が向上しているのが分かります。(「サウンドリトレバー」は残念な結果でしたがこちらは実用レベルです)

 

言うのが遅れましたが更なるノイズ除去のため筐体には貼れるだけ「導電性銅箔テープ」を貼っています。

 

(最初から貼っているので貼る前との違いは分かりません。「FH-9400DVS」にも同様の処理は施していました・・)

 

しかし・・解像度や高域の伸びは確かに向上していますが、さすがにアンプを外してしまったので腰のある中低域や反応の速さはどこかに消えてしまったようです。

 

うーむ・・アンプを装着してもう一度視聴してみますかな・・

 

公式サイトの説明では外部アンプに繋いだ時でも良い音になるように設計しているっぽいので今度確認してみようと思います。(デジタルの場合、普通はアンプに繋いだ時点でアンプの音になります)

 

それにしてもweb上の情報が少ない・・あまり売れてないのか・・増税の影響と考えるのが自然かな。

 

(躊躇するレベルの価格だし仕方がないといえば仕方がない・・)

 

以降は「追記」の形で「サイバーナビ2019」の音質を報告していくので気になっている人は楽しみに待っていて下さい♪(それにしても「ネットワークスティック」付き「AVIC-CZ910-DC」と価格差が10000円しかないとか・・買う方を完全に間違えたな・・)

 

【追記】carrozzeriaアンプ「GM-D1400-2」を「AVIC-CZ910」に繋げて視聴したところ・・やはり出て来たのは「アンプの音」でした。

 

これはこれで良い音なのですが私は「ハイレゾ音源」特有の空気感が好きなのであって肌で感じれるような音圧にあまり興味はありません。

 

なので当初の予定通りアンプを排除!あとは手動で時刻合わせが出来ないため、しゃーなしでGPSを取り付けました。(どうせ付けるならと「車速信号」も一応繋げています)

 

まぁあるべき姿に落ち着きました。ぶっちゃけるとヘッドユニット裏のスペースが本当にギリギリだったのでアンプの配線までは入れたくなかったのですw

 

音質的には「FH-9400DVS」+「GM-D1400-2」の頃と比べると「ややハリのある低音」それに「瞬発力」の2つを失いましたが、変わりに「空気感」を手に入れました。

 

「AVIC-CZ910」の魅力は高解像度と深度の深さから来る「空気感」を得られること、それに「マスターサウンドリバイブ」が齎す音質の底上げ(圧縮音源の情報量をハイレゾに近いレベルまで補完)だと思います。

 

「サイバーナビ」を音質で選ぼうとしているなら悪い選択ではないのでそのままポチっちゃっいましょう。

 

ただアンプを使うなら最低でも「ハイレゾ」対応製品くらいは用意しないと後悔するハメになりそうです。

 

具体的に言うと『PRS-A900』や『PRS-D800』からが候補になってくるかと・・

 

【本音】今回一番良かったと思うのは「アルバムアート」が全部表示されるようになったこと!これに尽きます。(なぜ「FH-9400DVS」では出来なかったのか逆にそこが不思議・・)

 

【追記】「FH-9400DVS」ではまったく再生できなかったMP4動画ですが、こちらも「AVIC-CZ910」だと普通に再生可能です。(うちのMP4動画は全て再生されました)

 

モニターは4K時代に突入した今でもHD止まりですがFHDの動画も綺麗にリサイズして再生します。色調も補正する必要はありません。最初から黒が沈んでおり動画を視聴するのに適した色味になっています。

 

ファイルサイズは4G以下になるように分割して下さい。(一手間必要ですがこれで問題なく視聴可能)

 

「FH-9400DVS」に使えない機能が多すぎて「サイバーナビ2019」がものすごく優秀なヘッドユニットに感じてしまうのは気のせい?

 

今のところ操作やサイトでの説明に不備はありません。音質は「FH-9400DVS」からだと高域の分解能力に大きな違いがあるので気になる人は「サイバーナビ」に交換した方が幸せになれるでしょう。

 

(と思ってたら文字化けしているタイトルが「サイバーナビ」にいくつかありました)

 

【追記】私はアリプロの曲をよく聴くのですがアルバム「血と蜜」に収録されている「聖少女領域」(ローゼンメイデン2期OP曲)なんかはオーケストラ風にアレンジされていて多数の楽器が一度に鳴り響きます。

 

これも「FH-9400DVS」の時だと何を言っているのか分からないくらい雑な表現になるのですが「サイバーナビ」だとハイレゾをネイティブで再生させる分解能力があるため、ひとつひとつの楽器音がデジタルの隙間に埋もれずハッキリと聞こえます。

 

この辺りは解像度とは別に「SN比」という項目が目安になるので覚えておくと良いでしょう。ノイズのない原音再生を目指すのであれば非常に大事なポイントです。

 

ちなみに「FH-9400DVS」のSN比は90dB「AVIC-CZ910」は100dBとなっていて、うちのサブPCに繋いでいる「PMA-60-SP 」は110dBあります。もちろん数値の高い方がノイズの比率が少ないという意味です。

 

ノイズを抑えた上で高解像、高深度のハイレゾを聴くのがベターな選択となるのは誰でも分かりますね♪

 

(ただハイレゾ音源の中には収録状態のチープなものも存在します。「DSEE HX」を付加したAAC音源の方がよほど綺麗に鳴っている事も・・つまり全てのハイレゾ楽曲が良い音ではないのです)(まぁハズレもありますよと・・)

 

【追記】「サイバーナビ」を取り付ける途中で(アンプを付けたり外したりしていたので・・)一度なかなか固い事があってビスを回して無理に押し込んだのですが、それでUSBケーブルの端子が少し曲がってしまいました。

 

仕方なく同じUSBケーブルの新品に簡易なシールドを施して繋げてみたところ・・音質がちょっと悪くなりましたw

 

こちらは新品の施工無しUSBケーブルです。

 

こちらが今まで使っていたUSBケーブル(端子が少し曲がっています)(ノイズ対策用にシールド処理をある程度施しています)

 

これらの経緯からデジタル信号とは言え物理的にUSBケーブルを介して情報が送られているのだから、ノイズまみれの場所を通す際はシールド処理をしてノイズを受け付けないようにしないと音質が劣化する事がはっきりと分かりました。

 

そうそう、付属ケーブルよりもこちらのUSBケーブルの方が音質が良かったので付属ケーブルは使っていません。(その結果、端子が曲がったり耐久性に問題があったりするんですけどねw)

 

なのでもう1本新品のケーブルに「銅箔テープ」ですべて覆い「クッションハーネステープ」で物理的な衝撃音を殺し、ケーブルの半分(ユニット裏の特にノイズが多いと思われる場所に処理)に「編組スリーブシールド」(こちらは電波系ノイズに大きな効果がある)を螺旋状に巻き付け、最後は保護目的で「ツイストチューブ」を使いました。

 

結果は・・まぁ当然と言えば当然なのですが最初よりも音質が良くなりました。

 

高域の情報量が多くなって聞き疲れしない滑らかな感じの音に変わっています。

 

おそらく私が聞いているのはこういう小さな事の積み重ねで少しずつ音質が改善されていった結果の音なんだろうなぁと改めて自身に感心しています。(『ローマは一日にして成らず』というやつですね)

 

最後は「USBケーブル」も音質を改善させるための大事なファクターだというお話でしたw

 

【追記】12月に新しい地図のデータが配布されていたので気軽なノリで「地図の更新」をやろうとしましたが・・PCを使ってSDにデータをインストールする方法だとガイドの通りにやってもそれらしきフォルダは何一つ生成されず、自力で解凍作業を行っても「AVICCZ910」こんな名前のフォルダはどこにも無い・・ついでに言うと「PCLINK.DAT」これもフォルダの中にインストールされないので自分で新しいフォルダを作り名前をコピってその中に入れると言う・・何とも役に立たない不親切なガイドでした・・こりゃオンラインで勝手に更新されないと普通の人には無理だわね・・

 

しかも検索して調べてみるといるわいるわ更新失敗してナビを壊しかけた人・・その辺りのサポートも超が付くほどお粗末で有料になると言われたとか言われないとか・・例のフォルダはナッシングだけど一応更新出来そうな気はする・・しかし壊れるかも知れないとなるとスマホからの更新とかで先に試した方が良いかも?

 

Pioneerはこういうとこが弱いのか・・てか売るだけのメーカーなのか?いい加減にしとけよ?

 

とりあえず「SDカード」で地図更新する簡単なやり方を記事にしたのでよく分からない人は【ここ】の通りに一度やってみて。(勝手言って悪いんだけど自己責任だからね自己責任!)

 

【追記】スマホで地図更新を行うにはテザリングの機能が必要です!(auの場合は別途お金が必要!)それと地図更新は無事に終わりました。本当に面倒くさかったですね・・

 

【追記】「文字化け」を直そうと「Mp3tag」「Super Tag Editor」で一般的な処理を施しましたが全然直りませんでした。(直らない「文字化け」なんてあるのね・・)

 

AAC楽曲でも最近のものは大丈夫ですが少し古くなると「文字化け」しています。直らないのなら・・と「文字化け」楽曲は全部削除しました!(もう古いAACは買うまい・・)

 

【追記】「文字化け」の件ですが注意深く見ていると古いAACの楽曲でも大丈夫なものもあり、それらは英語のみで「タイトル」「アーティスト」「アルバム」が表記されていました。

 

その結果からID3のバージョンとかにか関係なくサイバーナビ側の日本語テキストがしょぼいと判明!

 

しゃーなしで「タイトル」「アーティスト」「アルバム」は「Mp3tag」を使って英語に書き換えました。今はこれしか手がないので どーしても 聞きたい楽曲がある場合のみこの方法で聞いています。

 

2020年1月12日 | カテゴリー : 日常 | 投稿者 : pasuta