実は「ショックアブソーバー」を交換したタイミングでタイヤのローテーションを一緒に行いました。
(上の写真の時のやつね!)(以前リアの「ショックアブソーバー」を両方新品に交換してます!)
これはついでにやってしまおう!と言うものではなく、最初から年末にやる予定だったので一緒に行った次第です。(走行距離の関係でこの時期にやろうと・・そういうお話ですね)
タイヤを交換してからもうすぐ2年経過しますが、通勤で山道を走っている割には良いコンディションじゃないでしょうか。ただ道が凸凹なのでどうしても足回りの痛みが早くて困っています。
毎週土曜日にタイヤの空気圧を調整しているのと、定期的に下回りはチェックしているので状態の悪い部品は早めに交換するのがポイントです。タイヤも交換して2年経過してますが編摩耗せず均等に減っていてなかなか良い状態です。
タイヤの空気圧ですが、青空駐車で北向きに駐車していると大体右側のタイヤが熱膨張で圧が高めになっています。そして左側は陰になっている事が多いのでこちらの方が圧は低いですね。
つまり青空駐車している方は季節に1回とかの空気圧点検では不十分なので、最低でも月に1回はやらないとタイヤが偏摩耗して大幅に交換時期が早まるので注意しましょう。
と・・ここまでが去年の12月に書いた記事となります。(書いてる途中で1年経ってました・・)
(モコ「mg21s」3回目の「タイヤローテーション」の時のお話でした)
そして今回は4回目の「タイヤローテーション」の説明となり、当初考えていたよりも詳しい説明をしようかと思っています。
私は家から駐車場までの距離がそこそこあるため「タイヤローテーション」を行う下準備をするだけで実は結構疲れてしまうのです。
上の写真に置いてある道具をここまで運ぶのに何往復もするので、それが精神的にキツイんですねェ・・
写真の真ん中にある丸いものは蚊を遠ざけるのに有効なちょっと強力な蚊取り線香ですw
では説明しましょうか。まずは後輪のタイヤに滑り止めを行うのですが・・うちは割と水平なので実は滑り止めやってません。(マネしちゃダメですよw)
次にホイールナットを外していきます。私はちょっと緩めるのではなくガッツリ緩める派です。(と言ってもナットが取れて落ちるほど緩める訳ではありませんw)
ナットを全部緩めたらウマを所定の位置にセットします。
ちなみにウマを掛けるポイントは写真の紫色部分になります。場所を間違えたりちゃんと掛かってなかったりすると、その部分がへしゃがってしまうので注意して下さい。
(うーむ、こうやって写真を見ると下回りが結構汚れていますね・・)(後で掃除しておこう・・)
最初はフロントのジャッキアップを行います。モコ「mg21s」はジャッキアップポイントがあるので、その場所にジャッキを掛けましょう。間違ってもオイルパン底部とかにジャッキをかけないで下さい。
ちなみにジャッキにはオプションで販売されているゴムのブッシュを当てがっているため車が傷付くことはありません。(お薦めです。って言うかこれは絶対に必要です!)
ウマを掛けれるくらいにジャッキアップ出来たら・・じゃなくて、ウマにウエスを敷いて下さい。これが無いと車が傷むので、クッション代わりのウエスを車とウマの間に敷いてから車を降ろしましょう。
前輪用のウマに車体を預けたら今度は後輪側の作業です。
要領は同じなのでサクっと終わらせましょう。こういう作業を自分でやっている方なら、ついでにホイールの錆を落としたり(主にパッドやローターから発生するブレーキダストなんだけど・・)するのが効率良いかもですね。
(今回は時間が無かったのでやってませんが3回目の時にホイールの内側を綺麗にしました)
本当は足回りの部品交換もやるつもりだったんですが時間が無くて出来ませんでした・・部品は用意してるので、今度時間がある時にやるとしましょう。
最後にタイヤの移動場所ですが適当にやってしまうと次回以降に困るので私は上の写真の流れでタイヤを移動させています。まぁ1番一般的なローテーション方法なので、これでやっておけば次回車屋さんで頼んでも同じ流れで移動させてくれる可能性が高いと思います。
迷ったり、何も考えない感じの方は真似してみて下さいw
ちなみにうちのモコ「mg21s」は「90N.m」のトルクでホイールナットを締めています。
(規定トルクの「80N.m」はちょっと弱い気がしますので・・)
ホイールナットは車体が浮いているうちにある程度締めておくのをお薦めします。車が地面に着いたら本締めしますが、それで終わりでは有りません。
普通は100㌔走らせてもう1度ホイールナットを増し締めするのですが、私は40㌔走らせると1回目の増し締めを行い、もう40㌔で2回目そしてもう40㌔走ったところで3回目の増し締めを行っています。
これで完全にタイヤが安定するので、あまりトルクの掛けられない軽自動車の場合はこのやり方がベストかと勝手に思っております。
ともあれ、ある程度走らせてからの増し締めは必ず行って下さい。慣れてない方はトルクレンチが必須になります。持ってないのであれば購入して1つ持っておくことをお薦めします。
トルクレンチを使う上で注意するのは規定トルクに達したらカチっと音がするので、音がしたらそれ以上圧をかけないように心掛けて下さい。せっかく校正しているトルクレンチが狂ってしまうので冗談抜きで注意しましょう。
今回は以上かな。また車関係の記事もやっていく予定なので興味ある方は時々覗いてみて下さい。では!